副業の始め方【2026年版】
27歳のある夜、給与明細を見ながら「このままで本当に大丈夫なのか」と胃のあたりが重くなったのを覚えています。転職活動は「そのうちやろう」と先延ばしにしていて、それでも何か動きたくて、とりあえず収入の柱を増やそうと副業を始めました。最初の3ヶ月の稼ぎは合計8,000円。時給に換算したくないくらい少なくて、「副業で月5万円」という言葉がまるで遠い星の話に見えていました。それでも3年続けた今、月3万円がどうにか安定して入る状態に落ち着いています。ピーク時の5万円から落ちた理由も含め、格好つけずに書いていきます。
副業を始めるなら転職も視野に——おすすめエージェント TOP3【2026年版】
※ 2026-04-09時点の情報。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
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1Midworks(フリーランスエンジニア) フリーランスエンジニア志望・独立希望
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2TechClipsエージェント ITエンジニア・フルリモート希望・20〜35代利用料金: 無料 転職支援の特徴: ITエンジニア専門。フルリモート案件多数
ITエンジニア専門。フルリモート案件多数
TechClipsエージェントに登録かいのコメントフルリモート案件の数が多い。地方在住でもITエンジニアとして高収入を得たい人向け。登録自体は無料で、担当が付いて希望条件を整理するところから始められる。
副業の始め方を間違えると、最初の1ヶ月で心が折れる
Webライターとして副業を始めた初日、クラウドワークスの登録自体は10分もかかりませんでした。問題はそこからで、プロフィールを埋め終わって案件一覧を開いた瞬間、「これ、どこに応募すればいいんだ?」と画面を30分ほど眺めて固まっていました。正直、軽く戸惑いました。あとから腑に落ちたんですが、「仕事を探す」タブで「未経験歓迎」と「文字単価0.5円以上」を同時に絞り込むには、詳細検索を展開しないとフィルターが出てこない仕様だったんです。最初はそこに気づかず、単価0.1円台の案件ばかり表示されていて、「副業ってこんな世界なの?」と消耗しかけました。
登録から初受注まで2週間かかりました。20件以上応募して、返事が来たのは4件。そのうち契約に至ったのは1件だけで、報酬は1記事600円。「始まった」と少し胸が熱くなったのを覚えています。1ヶ月で合計4記事書いて、初月の収入は2,400円。銀行の振込通知を見たときは、金額の少なさに一瞬笑ってしまいました。ただ、正直この段階で数字だけを追うと心が折れます。「始め方」として言えるのは、最初の1〜2ヶ月は収入より「場慣れ」に徹すること。これに尽きます。
これは人によりますが、文章を書くこと自体が苦にならないタイプでないとWebライターは続きません。「文字を打つのが遅い」「構成を考えるのが苦手」と感じる人は、データ入力や物販のほうが性に合う場合もあります(副業・兼業の働き方全般は出典: 厚労省 副業・兼業の促進に関するガイドライン)。合わない土俵で頑張り続けるのが、一番しんどいパターンです。
会社員が副業を選ぶときに「おすすめ」と言われる仕事の実態
「副業 おすすめ 会社員」で検索すると、大体「ライター・動画編集・物販・投資系」が並びます。私はライターを選んだんですが、選んだ結果の3年間の収入推移は正直こんな感じでした。ちなみに国の統計上、副業を持つ就業者は増加傾向にあります(出典: 総務省 就業構造基本調査)。
・初月:2,400円 ・3ヶ月目:8,000円 ・半年後:約2万円 ・1年後:約5万円(ピーク・あくまで個人の記録で、成果は個人差があります) ・現在(3年目):月3万円前後
1年後に5万円まで行ったのに、今は3万円に落ちているのは、本業の繁忙期に副業を減らしたのと、単価の高かったレギュラー案件が1件終了したのが同じタイミングで重なったからです。案件終了のメールを見たときは「うわ、来月から一気に減るのか」と軽い焦りが来ました。「副業収入は安定しない」という話は本当で、特にライターは案件が突然消えます。
実際に使ってみると分かりますが、クラウドワークスは「マイページ→契約中の仕事」から案件ごとの継続状況を確認できます。ここを月1でチェックして「この案件、あと何本で終わりそうか」を把握するようにしていたのに、それでも突然の終了通知は防げませんでした。備えていたつもりで、備えきれていなかったわけです。
会社員として副業を続けるとき、一番詰まるのは時間の確保です。平日2時間・休日4時間を副業に回していた時期、本業で大きなミスを1度やらかしました。疲弊していて、重要メールの確認が丸一日遅れた。取引先との調整が1週間遅延し、社内で頭を下げる羽目になりました。副業で稼いだ数万円より、本業で失いかけた信頼のほうが明らかに重かったです。本末転倒、という言葉の重みを体で理解した瞬間でした。
副業ライターの収入を「会社にバレずに」続けるための確定申告
副業所得が年間20万円を超えると、給与所得者でも確定申告が必要になります(出典: 国税庁 No.1906 サラリーマンで確定申告が必要な人)。ここで多くの人がやらかすのが「確定申告はしたのに、なぜか会社に副業がバレた」というケース。原因のほとんどは住民税まわりです。
副業収入が増えると住民税の金額も上がります。この増加分が会社経由で処理される「特別徴収」のままだと、経理担当者が「この人、住民税おかしくない?」と気づいてしまうことがあるわけです。
対策は確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で「自分で納付(普通徴収)」を選ぶこと。紙の申告書なら第二表の下部にある「給与・公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」欄にチェックを入れます。e-Taxの場合は「住民税等入力」画面を開くと同じ項目が出てきます(出典: 国税庁 確定申告書等作成コーナー)。私は初年度、この画面を完全にスルーしていて、翌年に会社の給与担当から「住民税の通知額が例年より高いんですが」と声をかけられました。心臓が一瞬止まった気がしました。バレたわけではなかったものの、「ひやっとした」では済まないくらい背筋が冷えました。
翌年からは必ず普通徴収を選択しています。ただしこれを選んでも、自治体によっては副業分を特別徴収に回してくるケースがあると聞きます。申告後に市区町村の税務課へ「副業分の住民税を普通徴収にしてほしい」と念押しの電話を入れておくのが確実です。5分で済む電話なのに、これを面倒がってサボったら意味がない。痛い目を1回見たので、今は毎年淡々と電話しています。
エンジニア系フリーランスを目指すなら:MidworksとTechClipsエージェントを見てみた
私はライターなので直接契約しているわけではないのですが、エンジニア副業・フリーランスをやっている知人に話を聞いたり、自分が転職活動中に情報収集した範囲での記録を残しておきます。ここは人づての話が混ざっている前提で読んでください。
Midworksは「フリーランスなのに保険や保障が付いてくる」という点が特徴です。実際に会員ページを見せてもらったとき、「保障一覧」タブから自分の案件稼働状況と給付条件を確認できる設計になっていて、「へえ、ここまで管理画面で完結するのか」と素直に感心しました。知人が言っていたのは「最初、ダッシュボードの『稼働報告』ボタンに気づかず、1週間分の報告が遅れた。担当者から連絡が来て初めて存在を知った」という話。稼働報告をしないと給付保障の計算に影響が出るそうで、登録初期に画面を一通り触って確認しておくのが無難みたいです。他のフリーランスエージェントと比べると、こうした「働き方保障」の管理項目が多い分、丁寧に見ておく必要がある印象を持ちました。
TechClipsエージェントは、エンジニア向けの案件検索画面で「月額単価」でソートしたとき、下限が70〜80万円台から並ぶ案件が多い設計になっていて、スキルに自信がある人にとっては効率よく探せるつくりでした(あくまで画面を見た時点での印象で、掲載案件は時期により変わります)。一方で、スキルセットが噛み合わないと面談調整の段階で止まりやすいという話も聞いたので、経験年数がまだ浅い段階だとミスマッチになりやすい可能性はあります。自分の経験値を冷静に見てから登録したほうが拍子抜けしなくて済みそうです。
副業を3年続けてわかった「やめたほうがいい人」の特徴
これは人によりますが、副業に向かない人というのは確かにいます。3年やってきて自分の中で固まった「向いていないサイン」は、主に3つです。
1つ目は、本業の疲労が抜けない状態が続いているとき。1年目の秋、副業収入が5万円に乗ってテンションが上がり、平日も夜中の1時まで記事を書いていた時期がありました。結果、本業でメールの確認漏れをやらかし、取引先との調整が1週間遅延。社内の空気が一瞬で冷えたあの日の感覚は、今でも思い出すと少し胃が重くなります。副業で得た5万円より、本業のミスで失いかけた信頼のほうが、どう考えても大きかったです。
2つ目は、「成果が出るまでの期間」に耐えられないタイプ。ライターは半年前後、稼ぎが少ない時期が続きます。焦って単価の低い案件を大量に受けると、消耗して辞めるパターンが多い。私も最初の3ヶ月、何度「もう向いてないのかも」と画面を閉じかけたか分かりません。
3つ目は、「副業=すぐ月5万円」と思い込んでいる人。私の場合は1年かかりました(あくまで個人の記録で、成果は個人差があります)。今でも月3万円に落ちているときがあります。「5万円を月に安定して稼ぐ」というのは、副業ライターとしては相当ハードルの高い目標です。過度な期待を持って始めると、大体3ヶ月で疲弊して終わる、という景色を何度も見ました。
「続けることが大事」というのは本当です。ただ、続けるための環境整備——本業とのバランス、無理しない案件量の設計、体調を壊さないペース配分——を先に考えておかないと、気力だけでは続きません。最初に勢いで走り切ろうとする人ほど、早く消えていく印象があります。
スペック比較表
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副業は「始めること」より「続けること」のほうが、体感で何倍も難しいです。3年やってきて、月5万円を達成したと思ったら今は3万円に落ちていて——これが偽りのない現実です(あくまで個人の記録で、成果は個人差があります)。夢を見すぎず、本業を壊さない範囲でやるのが、結局いちばん長続きすると今は思っています。
よくある質問
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📚 本記事の参考文献・出典
本記事で引用したデータの一次ソース一覧です。情報の最終確認日も併記しています。
フリーランスエンジニアで一番怖いのが社会保険。ここは正社員並みの保障をつけながら案件を受けられる仕組みがあり、独立の心理的ハードルを下げてくれる。案件単価も高め。