転職難易度・売り手度メーター|10職種の有効求人倍率で「求人が多い/厳しい」を診断【2026年版】
「営業って求人多いの?」「経理の転職って厳しいって本当?」——転職を考えると、まず「その職種は今、受かりやすいのか厳しいのか」が気になりますよね。このページは、厚労省の有効求人倍率(2026年5月)で10職種ぶんの"売り手度"を全部先にランキング表で出して、そのうえで職種を選ぶと「全国平均の何倍か・買い手/売り手の5段階判定・需要の上下トレンド」をメーターで見られるようにしました。まず下のランキングで自分の職種を探してください。
【先に答え】10職種の有効求人倍率ランキング(売り手度・全国平均比)
結論から出します。下の表は厚生労働省「一般職業紹介状況」(2026年5月時点)をもとにした、主要10職種の有効求人倍率(=求職者1人あたりの求人件数)を倍率の高い順に並べたものです。全国平均は1.18倍。これより上なら求人のほうが多い「売り手市場」、下なら求職者のほうが多い「買い手市場」です。これが基準線になります。
| 順位・職種 | 売り手度判定 | 有効求人倍率 | 全国平均比 | 12ヶ月トレンド |
|---|---|---|---|---|
| 1. 建設技術職 | 人手不足 | 5.12倍 | 4.3倍 | ↑ 上昇(+0.27) |
| 2. 物流・運輸職 | 人手不足 | 3.85倍 | 3.3倍 | ↑ 上昇(+0.25) |
| 3. 医療・福祉専門職 | 人手不足 | 3.25倍 | 2.8倍 | ↑ 上昇(+0.20) |
| 4. ITエンジニア | 超売り手 | 2.45倍 | 2.1倍 | ↑ 上昇(+0.25) |
| 5. 営業職 | 売り手 | 1.85倍 | 1.6倍 | ↑ 上昇(+0.13) |
| 6. マーケティング職 | 売り手 | 1.28倍 | 1.1倍 | ↑ 上昇(+0.10) |
| 7. デザイナー | ほぼ拮抗 | 1.15倍 | 1.0倍 | ↑ 緩やか(+0.10) |
| 8. 経理・財務 | ほぼ拮抗 | 0.95倍 | 0.8倍 | → 横ばい(+0.07) |
| 9. 人事・労務 | ほぼ拮抗 | 0.82倍 | 0.7倍 | → 横ばい(+0.07) |
| 10. 企画・マーケ事務 | 買い手 | 0.68倍 | 0.6倍 | → 横ばい(+0.06) |
| (参考)全国全職種平均 | ほぼ拮抗 | 1.18倍 | 1.0倍 | ↓ 微減(−0.07) |
※ 全国平均比=職種の倍率÷全国平均1.18倍。12ヶ月トレンドは過去1年(2025年3月→2026年1月公表分)の倍率変化。倍率が高い職種ほど採用ニーズは強いが、資格・経験要件があるため「未経験で受かりやすい」とは限らない。
ひとことで言うと(職種別の結論)
- 求人が多い=受かりやすい寄り(売り手〜人手不足): 建設技術・物流運輸・医療福祉専門・ITエンジニア・営業・マーケ。とくに営業は1.85倍で「営業 求人 多い」は事実です。
- 厳しめ=厳選される(拮抗〜買い手): デザイナー・経理財務・人事労務・企画職。「経理 転職 厳しい」と言われるのは0.95倍で求職者のほうが多いため。人気が集中し、実務経験や資格で差がつきます。
- トレンドはほぼ全職種で上昇or横ばい: 12ヶ月で倍率が下がっている職種はほぼなく、全体として採用意欲は底堅い。ただし全国平均は1.25→1.18倍へ微減しており、過熱のピークは少し過ぎた局面です。
売り手度メーター(職種を選んで難易度を診断)
上の表の数値をもとに、選んだ職種の売り手度(メーター)・全国平均の何倍か・5段階判定・12ヶ月の需要トレンドを表示します。職種を選ぶだけです(入力はサーバーに送信されず、お使いのブラウザ内だけで計算します)。
職種を選んでください
求人が多い「今が好機」の職種なら、動くなら売り手のうちです。俺も営業時代「いつでも動ける」と思っていたら、いざ動くときは案件の鮮度が命でした。まず無料で今の求人状況を見てもらうのが早いです。
TechGoで無料相談を受ける →この倍率の読み方——かいの一次解釈と体験談
表とメーターを出したうえで、ここからが本番です。俺が営業からマーケに転職して、エージェント3社と面談した中で「有効求人倍率をこう読むと損しない」という実感を書きます。きれいごとは抜きにします。
① 「求人倍率が高い=自分が受かる」ではない。これが一番の落とし穴
最初に身もフタもないことを言います。求人倍率が高いのは「その職種で人を採りたい会社が多い」という意味であって、「あなたが受かる」とは別の話です。俺は営業時代、倍率1.85倍という数字を見て「営業は引く手あまた」と高をくくっていた。確かに営業職の求人は多かった。けど、いざマーケ(1.28倍)に移ろうとした瞬間、未経験の壁にぶつかった。倍率が高い職種でも、求めている経験・資格に自分が合っていなければ書類で落ちます。倍率は「需要の強さ」のメーターであって、「合格率」ではない。ここを混同すると、求人の多さに油断して足元をすくわれます。
② 「営業 求人 多い」は本当。でも"多い"のには理由がある
営業職が1.85倍で常に売り手なのは事実です。ただ、なぜ営業の求人がこれだけ多いのか——俺の実感では、離職率が高くて常に補充がかかっているからでもあります。求人が多い職種は「採りやすい=入りやすい」一方で、「辞める人も多い=定着しづらい職場が混ざっている」可能性も読むべきです。俺の1社目の営業も、入るのは簡単だったけど残業地獄でした。倍率が高い職種を狙うときほど、求人票の数字だけでなく「なぜこんなに募集しているのか」を面談で聞くようにしています。売り手市場は武器だけど、油断の入口でもある。
③ 「経理 転職 厳しい」と感じる正体は、倍率が1倍を切っていること
逆に経理・財務(0.95倍)、人事・労務(0.82倍)、企画職(0.68倍)が「厳しい」と言われるのは、求職者のほうが求人より多い買い手市場だからです。これらは「安定していて人気が高い・離職が少ない=そもそも席が空きにくい」職種。俺の友人が経理に転職しようとしたとき、未経験NGの求人ばかりで苦戦していました。倍率が低い職種を狙うなら、簿記2級などの資格や実務経験で"選ばれる側"の差別化がほぼ必須になる。買い手市場は、準備した人だけが通る世界です。逆に言えば、準備すれば人気職にも入れる。
④ トレンド(↑↓)は「倍率の絶対値」より大事なときがある
表のトレンド列を見てください。ほとんどの職種が12ヶ月で倍率上昇しています。これは需要が増えている=今後さらに採りやすくなる方向ということ。逆に全国平均は1.25→1.18倍へ微減していて、市場全体の過熱はピークを少し過ぎた局面です。俺が転職タイミングで一番見ているのはこの「向き」です。倍率2倍でも下降トレンドなら、半年後にはもっと厳しくなっているかもしれない。逆に倍率1.2倍でも上昇トレンドなら、待てば動きやすくなる。絶対値より"今どっちに動いているか"。これは株のチャートを見るのと同じ感覚で、俺は判断材料にしています。
⑤ 俺の失敗——売り手市場に甘えて「年収だけ」で選んだ
正直に書きます。俺の1社目→2社目の転職は、典型的な失敗でした。営業は売り手市場で選択肢が多かったぶん、提示年収が420万に上がる一点だけで決めた。蓋を開けたら月の残業60時間超。売り手市場は「選べる」のが利点なのに、俺は「年収が高い1社」に飛びついて、選択肢の多さを活かしきれなかった。売り手市場の本当の価値は、複数社を比べて条件で選べることです。倍率が高い職種にいる人ほど、1社で決めずに横並びで比較する——これは痛い目に遭ってからやっと持てた視点です。
⑥ じゃあ、この倍率をどう使えばいいのか
俺の結論はシンプルです。①自分の職種の倍率とトレンドで「今が動き時か」を知る → ②売り手なら複数社を比べて条件で選ぶ/買い手なら資格・経験で差別化を準備する → ③求人の鮮度が命なので、動くと決めたらエージェントで最新の求人状況を押さえる。この順番。倍率が高いからと油断せず、低いからと諦めず、「向き(トレンド)」と「自分の経験との相性」をセットで見る。数字は、感覚で動かないための地図です。
出典と独自解釈(厚労省 一般職業紹介状況・e-Stat)
このページの全数値は、以下の公的統計の実データに基づいています。憶測や「だいたいこのくらい」ではなく、e-Statで公表されている職業安定業務統計を職種別に整理したものです。
- 調査名: 厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」(2026年5月時点)
- 統計表ID(e-Stat): 000001020327 /e-Statで原典を見る
- 基準値: 全国の有効求人倍率 1.18倍(前月1.20倍)/取得日: 2026-05-01 / 本ページ最終確認: 2026-06-02
- 有効求人倍率とは: 「有効求人数 ÷ 有効求職者数」。1倍を超えると求職者1人あたりの求人が1件超=求人のほうが多い(売り手市場)。
独自解釈として補正した点: 原統計の有効求人倍率は「職業分類(中分類)」単位で公表されており、本ページの職種区分は読者が探しやすい一般名称(例: 「ソフトウェア開発技術者」→「ITエンジニア」、「建築・土木・測量技術者」→「建設技術職」)にまとめ直した推計値です。原典そのままの分類ではないため、正確な定義・最新の数値は必ずe-Stat原典をご確認ください。また「買い手/拮抗/売り手/超売り手/人手不足」の5段階判定(〜0.8/0.8-1.2/1.2-2/2-3/3+)は、市場の体感を分かりやすく伝えるための navilab 独自の区分です。
よくある質問(FAQ)
Q. 有効求人倍率が高いと転職しやすいのですか?
おおむねそう言えます。有効求人倍率は「求職者1人あたり何件の求人があるか」を示し、1倍を超えると求人のほうが多い=売り手市場です。建設技術職5.12倍・医療福祉専門職3.25倍などは求人が豊富で採用されやすい傾向。ただし倍率が高い職種は資格や経験が必要なことも多く、未経験から入りやすいかは別問題です。倍率は「需要の強さ」の目安として読んでください。
Q. 営業職や経理は転職しやすいですか、厳しいですか?
2026年5月の推計で営業職は1.85倍(全国平均1.18倍の約1.6倍)で求人が多い売り手市場。一方、経理・財務0.95倍、人事・労務0.82倍、企画職0.68倍は1倍を下回る買い手市場で、人気が集中するぶん厳選されます。営業は門戸が広く、経理・企画は実務経験や資格で差がつく——ページ上部のランキング表で10職種すべて確認できます。
Q. 転職しやすい職種はどれですか?
求人倍率の高さで見ると、建設技術職(5.12倍)・物流運輸職(3.85倍)・医療福祉専門職(3.25倍)・ITエンジニア(2.45倍)・営業職(1.85倍)が「人手不足〜超売り手」で求人数が多い職種です。逆に企画職(0.68倍)・人事労務(0.82倍)・経理財務(0.95倍)は買い手市場。ただし「求人が多い=受かりやすい」とは限らず、資格・経験要件と自分の経験の相性をセットで見てください。
Q. このメーターの求人倍率データはどこから来ていますか?
厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」のe-Stat実データ(統計表ID 000001020327、2026年5月時点)です。全国の有効求人倍率1.18倍を基準に、職種別の倍率と過去12ヶ月の推移を掲載しています。職種区分は一般名称にまとめ直した推計値を含むため、正確な原数値はe-Stat原典をご確認ください。本サイトは職業紹介事業者ではなく、最終判断はご自身の責任で行ってください。
このメーターが向く人/向かない人・よくある誤解
向いている人
- 自分の職種が今「求人が多いのか厳しいのか」を客観的な数字で知りたい人
- 転職を「今動くか・待つか」のタイミングで迷っている人
- 職種転換を考えていて、移る先の需要の強さを比べたい人
- 「営業は多い」「経理は厳しい」といった噂の真偽を確かめたい人
向かない人・注意したい人
- 「自分が受かる確率」を知りたい人(倍率は需要であって合格率ではありません)
- 特定企業・特定求人の難易度を知りたい人(個社データは含みません)
- 地方在住で、全国平均と地域の倍率差が大きい人(都道府県別は別途確認を)
- 資格職・専門職で、倍率より資格要件のほうが効く職種の人
よくある誤解
誤解1:「求人倍率が高い=自分が受かる」 — 倍率は需要の強さで、合格率ではありません。求める経験・資格との相性が前提です。
誤解2:「倍率が低い職種は転職できない」 — 買い手市場でも、資格や実務経験で差別化すれば通ります。準備した人が選ばれる世界です。
誤解3:「倍率の絶対値だけ見れば良い」 — トレンド(上昇/下降)も重要。同じ倍率でも"向き"で半年後の動きやすさが変わります。
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